岩の製作記

作ったものを適当に記録します

ホテルの玄関スイッチを自宅に設置する

こんにちは。趣味で電子工作をしています岩と申します。今回はホテルの玄関によくあるあのスイッチを自宅に設置してみました。

きっかけ

先日ホテルに宿泊する機会があったのですが、玄関で見かけたスイッチ(下図)に一目惚れしてしまい...

こいつを自宅に設置してやろうと考えたのです。

衝動、そして入手

調べてみると埋込タブレットスイッチという名前で販売されているらしく、モノタロウや千石電商で取り扱いがありました。

早速大阪・日本橋に向かい、購入。6000円弱で買うことができました。千石電商さんありがとう。

自宅設置の構成を考える

物が入手できたので設置に向けて構成を考えます。

今回はESP32で赤外線学習リモコンを作り、それを埋込タブレットスイッチでON/OFFすることにしました。

これにより電気工事を避け、賃貸住宅での設置を可能にしました。(念のため、筆者は第二種電気工事士資格持ちです)

製作

まず基板を作ります。ESP32に赤外線受光モジュールと赤外線LED、ドライブ用のトランジスタ、抵抗、ターミナルブロックを付けました。

Fusion360でさくっとケースをモデリングして3Dプリント。良い時代に生まれたものです。

配線はかなり強引に収めました。一応絶縁等には気をつけましたが汚いですね。はい。

あとはESP32に学習リモコンのプログラムを書き込んで終わりです。今回はIRremoteというライブラリを利用し、大変簡単にコードが書けました。

完成、そして設置

完成したスイッチモジュールを壁に取り付けたところです。タブレットを抜いた時に光る位置表示灯が性癖に刺さります。

タブレットを抜き差しすると連動して部屋の電灯が点灯消灯します。それだけですが、操作感がかなり楽しいです。

皆様もぜひ自宅に埋込タブレットスイッチを設置してみてはいかがでしょうか。